虹のなかの花園

ミツバチのむれがあぶない!

いとこどうしのダスティとボブは、ミツオシエという鳥にみちびかれ、ミツバチたちをたすけにむかいます。めざすのは、はるかかなたの「虹のなか」。国境をこえ、ひどい天気ものりこえて、アフリカ大陸を旅するふたりと1羽。手おくれになるまえに、ミツバチたちをたすけることができるでしょうか?

作・絵/リチャード・ラティマー

南アフリカ共和国のアーチスト。1946年生まれ。ヨハネスブルクの大学で建築学を学び、長年にわたって建築家として活躍。のちにフリーになり、絵、彫刻、写真の分野で作品を発表している、本の執筆・制作にも意欲的に取り組む。息子のアレックス・ラティマーは、本書に影響を受けて創作を始め、現在、絵本作家として活躍中。

訳/おおさく　みちこ

1964年千葉県生まれ。オーストラリア・ニュージーランド文学会、やまねこ翻訳クラブ会員。訳書に『ハンター』(偕成社)、『プケコの日記』(文研出版)、『もりのいきものたち』『ほっきょくのいきもの』『うみのいきもの』『ベッシーのすてきなキャンディ』『ABCのゆめみてる』『とびだす絵本DX恐竜』(ワールドライブラリー)などがある。