(新装版)ちいさなペンギンがはじめておよぐひ
(新装版)ちいさなペンギンがはじめておよぐひ
ぼくも、およげるようになりたいなぁ。
ちいさなペンギンは、泳げるようになりたくて、海に向かいます。つばさをぱたぱた動かしてみたり、足で水をける練習をしてみたりしながら、よちよちと海へ行く途中で、極北の地に暮らすさまざまな仲間たちに出会います。みんなそれぞれ、飛ぶことや魚をつかまえることなど、これまでできなかったことに挑戦しているのです。海に入るのがこわかったちいさなペンギンは…。 パステル画の優しい風合いが親しみやすく、一人読みをはじめたばかりのこどもたちにぴったりのお話です。
文 / エリー・ローズ
絵 / ドゥブラヴカ・コラノヴィッチ
1973年、クロアチアのザグレブに生まれる。18歳で絵本作家としてデビュー。ザグレブ・アカデミーでは絵画を専攻し、アメリカのサヴァナ美術大学に学ぶ。世界中の30以上の児童書にイラストを描いており、うち10作品は日本でも翻訳出版されている。ユニセフのポストカードやポスターも手掛け、Earthwatchのボランティアとしても活躍。世界中のすべてのこどもたちが平和で幸せな幼年時代を過ごせることを願っている。ザダル在住。
訳 / かまち ゆか
福岡県生まれ。福岡女子大学文学部英文学科卒業。外資系保険会社に勤務したのち、翻訳学校で文芸翻訳を学ぶ。訳書に『ちいさなペンギンがはじめておよぐひ』『ちいさなしずく』『こぐまくんのはじめてのぼうけん』『123のゆめみてる』『ブックモンスター かじり屋ニブルス』(すべてワールドライブラリー)、『マイ・ヴィンテージ・ハロウィン』(共訳/グラフィック社)がある。趣味は旅行と食べ歩き。やまねこ翻訳クラブ会員。横浜市在住。