エイハブ船長と白いクジラ
エイハブ船長と白いクジラ
モビー・ディック。それが、あいつのほんとうの名前だ。
ハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」をもとに描かれた作品。エイハブ船長が探しても探しても見つけられない幻のクジラは、迫力あるダイナミックな絵柄の各ページに描きこまれていますから、じっくりご覧ください。2014年度エデルビーべス国際絵本賞受賞作。
作・絵/マヌエル・マルソル
1984年スペイン、マドリードで生まれる。CEUサン・パブロ大学で広告や視聴覚コミュニケーションを、コペンハーゲン大学で映画やメディアを、大学院にて児童文学を学ぶ。その後フリーのイラストレーターとなり、本の挿絵や子どもの本を手がける。 他の作品に”O tempo do gigante”、”El gato de Brasil”、”La Metamorfosis”(どれも未訳)などがある。ボローニャ国際絵本原画展では2度入選し、2014年度イベロアメリカ・イラスト・カタログイラストコンクールで最優秀賞を受賞。本作は2014年度エデルビーベス国際絵本賞を受賞。
訳/美馬しょうこ
関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。出産と子育てを機に、英・スペイン語の子どもの本の翻訳を志し、イスパニカにてスペイン語の児童文学翻訳を学ぶ。訳書は、 産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞した『わたしのすてきなたびする目』(ジェニー・スー・コステキ=ショー作・絵/偕成社)、『ジャガーとのやくそ く』(アラン・ラビノヴィッツ作・カティア・チエン絵/あかね書房)、『ピンクー にじのでるばしょ』『キイロドリ ゆめをかなえる』(ワールドライブラリー)など。やまねこ翻訳クラブ 会員。